ChatGPT議事録の作り方|会議後5分で共有まで終わる手順とプロンプト

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会議のたびに議事録の清書へ30分以上かけていませんか。発言を聞き直し、要点をまとめ、体裁を整える作業は、担当者にとって地味に重い負担です。

先にお伝えすると、ChatGPT議事録の作り方は「録音 → 文字起こし → ChatGPTで要約 → 人が確認 → 共有」の5ステップで完成します。会議の文字起こしを渡し、決定事項とToDoを分けて整理するよう指示するだけで、清書の手間が数分に縮みます。

本記事では6つのテーマを順に解説します。ChatGPT議事録の仕組み・作り方5ステップ・コピペできるプロンプト例・メリット・情報漏洩や誤要約への対策・中小企業での仕組み化と資産活用です。会議後すぐに共有できる議事録運用を整えたい発信担当者の方に、お役に立てれば幸いです。

ChatGPT議事録とは|文字起こしを要約し共有できる形に整える使い方

ChatGPT議事録とは、会議の文字起こしをChatGPTに渡し、要点・決定事項・宿題を整理した議事録へ整える使い方です。ChatGPTとは、文章を理解して生成するAIサービスのこと。録音から清書までの「まとめ作業」を肩代わりさせる発想と言えます。

文字起こしツールとChatGPTの役割分担
文字起こしツール ChatGPT
担う作業 音声をテキストへ変換 テキストを議事録へ整形
得意なこと 発言の文字化・話者分け 要約・構造化・ToDo抽出
苦手なこと 要点の取捨選択 音声の直接処理
人が補う点 固有名詞の誤変換チェック 金額・期日・担当の最終確認

ChatGPTが議事録作成で担える3つの役割

ChatGPTが議事録で担える役割は、大きく3つに分かれます。長い文字起こしの要約、発言の構造化、決定事項とToDoの仕分けです。

要約とは、冗長な会話から要点だけを抜き出す作業を指します。例えば1時間の雑談混じりの会議でも、論点ごとに数行へまとめ直せます。構造化は「議題→議論→結論」の流れに並べ替える役割です。仕分けは、決まったこと・保留・次の宿題を分類する働きを担います。

逆に言えば、ChatGPTは「考える材料」を渡されて初めて力を発揮します。会議の音声そのものを聞く機能は持ちません。だからこそ前工程の文字起こしが欠かせない、と覚えておくと迷いません。

文字起こしツールとChatGPTの役割分担を整理する

議事録づくりは、文字起こしツールとChatGPTの分業で考えると整理しやすいです。前者が「音声をテキストにする」担当、後者が「テキストを議事録にする」担当という関係です。

文字起こしツールは、録音した音声を文字データへ変換します。専用サービスやスマートフォンの録音アプリに付いた機能を使うのが一般的です。出てきたテキストをChatGPTへ渡し、要約と整形を任せる。この2段構えが、最も再現性の高い型です。

なお、文字起こしから要約までを一体化したAI議事録ツールも増えています。ツール選びで迷う方は、AI議事録の無料おすすめ6選もあわせてご覧ください。手元の会議スタイルに合う組み合わせを選べます。

ChatGPT議事録が向く会議・向かない会議

ChatGPT議事録には、向く会議と向かない会議があります。向くのは、議題が明確で決定事項が残る会議。定例会議・営業会議・プロジェクト進捗会議などが代表例です。

一方で向きにくいのは、機微な人事情報や未公開の経営判断を扱う会議です。社外秘の度合いが高い場では、入力情報の管理に手間がかかります。雑談中心のブレストも、要約すると熱量が抜け落ちやすい場面と言えます。

会議の性質を見極めて使い分ける姿勢が、ChatGPT議事録を定着させる出発点です。すべての会議に一律で使うのではなく、効果の大きい会議から始める判断が現実的です。

ChatGPT議事録の作り方5ステップ|録音から共有まで

ChatGPT議事録の作り方は、5ステップで設計します。録音・文字起こし・要約依頼・確認・共有の順に回せば、担当者1人でも会議後すぐに完成へ届きます。各ステップのコツを順番に見ていきましょう。

ChatGPT議事録の作り方 5ステップ
1

録音

会議を録音し音声を用意

2

文字起こし

音声をテキスト化

3

要約

ChatGPTで構造化

4

確認

決定事項を人が照合

5

共有

配布形式に整える

ステップ1:会議を録音し音声データを用意する

最初の工程は、会議の録音です。スマートフォンのボイスメモやWeb会議ツールの録画機能を使えば、特別な機材は要りません。後工程の文字起こし精度は録音品質に左右されるため、ここが土台です。

録音時のコツは、マイクと発言者の距離を近づけることです。複数人の会議では、中央に端末を置くだけで聞き取りやすさが段違いです。冒頭で参加者に録音を伝えておくと、後のトラブルも防げます。

オンライン会議なら、Web会議ツールの録画機能をそのまま使えます。対面の会議では、静かな会議室を選ぶだけでも雑音が減り、後の文字起こし精度が上がります。長時間の会議は前半と後半でファイルを分けておくと、次の工程で扱いやすい単位になります。録音は地味な工程ながら、議事録全体の品質を左右する土台と心得ておきましょう。

ステップ2:文字起こしツールでテキスト化する

次に、録音した音声を文字起こしツールでテキスト化します。専用サービスやスマートフォンの文字起こし機能を使えば、数分から十数分でテキストが手に入ります。

Web会議が中心なら、ツール連携で自動化する手もあります。Zoomを使う方は、Zoom議事録をAIで自動化する方法で連携設定の手順を確認できます。録画から文字起こしまで自動で進むと、担当者の作業はぐっと軽くなります。

文字起こしの段階では、多少の誤変換は気にしなくて構いません。固有名詞の誤りは、次のChatGPT工程やその後の確認で直せます。完璧を目指して手作業で直し始めると、時短の意味が薄れてしまいます。

ステップ3:ChatGPTに要約・構造化を依頼する

テキストが用意できたら、ChatGPTへ要約と構造化を依頼します。ここで効くのが、指示文(プロンプト)の設計です。「要約・決定事項・ToDoを分けて」と役割を明示すると、出力の精度が一段高い水準へ届きます。

具体的なプロンプト例は次章で紹介します。ポイントは、欲しい項目を先に伝えること。会議名・出力形式・ToDoの粒度まで指定すると、そのまま配布できる形に近づきます。

一度の指示で理想の議事録にならない場合は、追加で修正を頼めます。「ToDoに期日を足して」「決定事項をもっと簡潔に」と会話を重ねれば、出力は段階的に整っていきます。やり取りできる点が、テンプレートを一度作って終わりにしない強みです。会議の文脈をAIが汲み取り、回を追うごとに精度が高まる感覚をつかめます。

ステップ4:決定事項と数字を人の目で確認する

ChatGPTの出力は、欠かさず人の目で確認します。特に金額・期日・担当者名は、誤要約が起きると影響が大きい項目です。決定事項の欄だけは原文と照合する習慣をつけましょう。

私自身、コントリ株式会社で社内会議の議事録運用を整えた際、この確認工程を1段だけ残す設計に落ち着きました。要約はAIに任せ、判断と最終チェックは人が担う。この線引きこそ、安心して使い続けるための鍵と言えます。

ステップ5:共有しやすい形式に整えて配布する

最後に、共有しやすい形式へ整えて配布します。チャットツールにそのまま貼れる箇条書きか、ドキュメントに残す形式かを、社内の習慣に合わせて選びます。

ChatGPTには出力形式も指定できます。「見出し付きで」「表形式で」と頼めば、配布先に合わせた体裁が一度で整います。共有まで含めて数分で終わる状態が、目指すゴールです。

共有先によって最適な形は変わります。チャットなら要点を絞った短い箇条書き、保存用なら見出し付きの詳細版、というように使い分けると読み手の負担が減ります。配布後に「ここを直して」と言われにくい体裁を最初から狙う発想です。形式まで含めて自動化できれば、議事録づくりの全工程が数分で完結します。

ChatGPT議事録に使えるプロンプト例|目的別コピペテンプレート

ChatGPT議事録の質は、渡すプロンプト次第です。プロンプトとは、AIへの指示文のこと。例えば「決定事項とToDoを分けて」と役割を指定するだけで、抜け漏れの少ない議事録に仕上がります。そのまま使える型を目的別に紹介します。

目的別 コピペプロンプト例

① 基本テンプレート

以下は会議の文字起こしです。①要約(5行以内)②決定事項③ToDo(担当者と期日付き)の3つに分けて整理してください。

② 会議タイプ別の追加指示

営業会議:商談ごとに次のアクションと受注確度を整理して。定例会議:前回からの進捗と遅延項目を分けて。

③ 出力形式の指定

チャット共有なら箇条書きで絵文字なし。保存用なら見出し付きのMarkdownで。表で見せるなら表形式で。

基本テンプレート:要約・決定事項・ToDoの3分割

まず押さえたいのが、3分割の基本テンプレートです。次の指示文を、文字起こしの前に貼り付けて使います。

「以下は会議の文字起こしです。①要約(5行以内)②決定事項③ToDo(担当者と期日付き)の3つに分けて、日本語で整理してください。」

この型の利点は、配布に必要な項目が一度で揃うことです。要約で全体像を伝え、決定事項で結論を残し、ToDoで次の動きを明確にする。読み手が知りたい順に並ぶため、確認の手戻りを抑えられます。

営業会議・定例会議など会議タイプ別の指示の足し方

会議タイプごとに、基本テンプレートへ一文を足すと精度が伸びます。指示を会議の目的へ寄せる発想です。

営業会議なら「商談ごとに次のアクションと受注確度を整理して」と加えます。定例会議では「前回からの進捗と遅延項目を分けて」と足すと、変化が見えやすくなります。プロジェクト会議は「課題とリスクを別欄でまとめて」と指定すると効果的です。会議の目的に応じて、欲しい切り口を一言で足すのがコツです。

出力形式を指定して共有しやすくするプロンプト

共有先に合わせて、出力形式も指定しましょう。形式を決めるだけで、配布前の手直しが要らなくなります。

チャット共有なら「箇条書きで、絵文字なしで」と頼みます。ドキュメント保存なら「見出し付きのMarkdownで」と指定すると整います。表で見せたい場合は「決定事項とToDoを表形式で」と伝えれば、そのまま貼り付けられます。プロンプトの幅を広げたい方は、AIライティングのプロンプト集も発想の参考になります。

ChatGPT議事録のメリット|作成時間を削減し共有を速める

ChatGPTで議事録を作る最大の利点は、作成時間の短縮です。手作業の清書にかかっていた30分以上の作業が、数分へ縮みます。時間だけでなく、品質のばらつきが減り共有も速まる点を具体的に見ていきます。

メリット1:清書・要約の作業時間を大幅に減らせる

第一の利点は、清書と要約の時短です。聞き直し・要点抽出・体裁づくりという3つの手作業が、ほぼ自動化されます。

担当者が向き合うのは、確認と微修正だけです。空いた時間を、議事録そのものより価値の高い仕事へ回せる点が大きいです。地味に重かった作業から解放される効果は、続けるほど効いてきます。

メリット2:要点の抜け漏れが減り認識ズレを防ぐ

第二の利点は、抜け漏れの減少です。人が手作業でまとめると、終盤の議題ほど雑になりがちです。ChatGPTは文字起こし全体を均等に扱うため、後半の決定事項も取りこぼしにくい仕上がりです。

決定事項が正確に残ると、参加していないメンバーとの認識ズレも防げます。「言った・言わない」のすれ違いが減り、後工程の確認コストが下がる流れです。

メリット3:書式がそろい誰が作っても読みやすくなる

第三の利点は、書式の統一です。プロンプトを共通化すれば、担当者が変わっても同じ体裁の議事録が出せます。

書式がそろうと、読み手は欲しい情報の在りかを覚えられます。毎回フォーマットを探す手間が消え、組織全体の読むスピードが上がる効果が生まれます。属人化を防ぐ土台でもある点が魅力です。

ChatGPT議事録の注意点とリスク|情報漏洩と誤要約を防ぐ運用ルール

ChatGPT議事録には注意点もあります。社外秘情報の入力リスクと、AIの誤要約です。便利さに任せてルールがないまま使うと、情報漏洩や誤った決定事項の共有を招きかねません。中小企業が先に決めておくべき運用ルールをまとめます。

自然光が入るオフィスデスクとChatGPT 議事録が表示されたノートパソコン

リスク1:機密情報の入力と学習利用への対策

第一のリスクは、機密情報の取り扱いです。顧客名・金額・個人情報をそのまま入力すれば、リスクはゼロにはなりません。対策は2つあります。

1つ目は、入力データを学習に使わせない設定を有効にすること。ChatGPTには、会話を学習に利用させないオプトアウト設定が用意されています。設定方法はOpenAIの公式ヘルプで確認できます。2つ目は、固有名詞を仮名や伏せ字へ置き換えてから入力する運用です。2つを組み合わせると、実務で扱える安全水準に近づきます。

リスク2:誤要約・事実誤認を見抜くチェック観点

第二のリスクは、誤要約という特性です。ChatGPTは自然な文章を生成する仕組みのため、決定事項や数字を取り違える誤りも起こり得ます。これは便利さの裏側にある特性と捉えるべきです。

チェック観点は3つに絞れます。金額・期日・担当者の3点を原文と照合することです。この3項目さえ人が確認すれば、配布後の致命的なミスはほぼ防げます。要約全文を読み直すより、項目を絞る方が現実的に続きます。

社内で先に決めておく利用ルールの最小セット

トラブルを防ぐには、社内ルールを先に決めておきます。完璧な規程は要りません。最小セットで十分です。

決めておくべきは「入力してよい情報の範囲」「学習オフ設定の徹底」「決定事項は人が確認」の3点です。この3つを共有するだけで、担当者ごとの判断ブレが消えます。ルールは1枚のメモにまとめ、いつでも見返せる場所へ置きましょう。

ChatGPT議事録 運用ルールの最小セット
入力してよい情報の範囲を決める
顧客名・金額・個人情報は仮名や伏せ字に置き換える
学習オフ設定を有効化する
会話を学習に使わせないオプトアウト設定をオンにする
決定事項は人が原文照合する
金額・期日・担当者の3点だけは必ず目視で確認する
保存先と命名規則を統一する
「日付_会議名」で共有フォルダに残し検索性を保つ

中小企業がChatGPT議事録を仕組み化する手順|属人化させない型

ChatGPT議事録は、1人の工夫で終わらせると属人化します。プロンプトの型と確認体制を社内で共有すれば、誰が担当しても同じ品質の議事録が出せます。中小企業が無理なく仕組み化する手順を紹介します。

プロンプトを社内テンプレートとして共有する

仕組み化の起点は、プロンプトの共有です。優れた指示文を1人で抱えると、その人がいない会議で品質が落ちます。

会議タイプ別に2〜3パターンの指示文を決め、社内の誰もが開ける場所に保管します。新しく担当する人は、貼り付けるだけで一定の品質に届く状態になります。テンプレート化は、属人化を防ぐ最も手軽な一歩と言えます。

確認・承認のフローを1段だけ挟む

次に、確認フローを1段だけ挟みます。多段の承認は形骸化しやすいため、あえて1段に絞るのがコツです。

例えば「作成者が決定事項を確認し、議長が最終承認する」だけで十分です。AI任せの配布を防ぎつつ、運用が重くなりすぎないバランスが取れます。確認の責任者を明確にする点が、ここでの肝と言えます。

議事録をナレッジとして蓄積する保存ルール

最後に、保存ルールを決めます。議事録が各自の端末に散らばると、後から探せず資産になりません。

保存先・命名規則・参照権限の3つを決めておきましょう。「日付_会議名」で統一し、共有フォルダに残すだけでも検索性は大きく高まる手応えです。蓄積を前提にした保存ルールが、次章の資産活用へつながります。

ChatGPT議事録を発信・ナレッジ資産に変える応用|蓄積型で活かす

ChatGPT議事録は、社内記録で終わらせず資産として活かせます。蓄積した議事録は、社内ナレッジ・FAQ・発信コンテンツの素材になるからです。ハッシンラボが推奨する蓄積型の活用設計を紹介します。

議事録から社内FAQ・マニュアルの素材を抽出する

蓄積した議事録は、社内FAQやマニュアルの原石です。会議で繰り返し出る質問や決め事は、そのまま社内ナレッジの素材になり得ます。

ChatGPTに「過去の議事録から頻出する質問と回答を抽出して」と頼めば、FAQの下書きが手早く作れます。会議のたびに生まれる知見を、再利用できる形へ変える発想です。一度の会議で消えていた情報が、明日の資産へ生まれ変わります。

意思決定の経緯を残し判断の再現性を高める

議事録の価値は、結論だけでなく経緯にこそ表れます。「なぜその判断に至ったか」が残ると、似た局面での判断が速くなります。

決定事項に加えて、検討した選択肢や見送った理由も記録しておきましょう。後から振り返ったとき、判断の再現性が高まります。経緯の蓄積は、組織の意思決定力そのものを底上げします。

発信ネタの源泉として議事録を見直す視点

議事録は、発信ネタの宝庫でもあります。社内で議論になったテーマは、社外の読者にとっても関心の高い論点だからです。

私自身、複数のクライアント支援の中で、社内会議の論点がそのまま記事やSNSのネタになる場面を何度も見てきました。蓄積した議事録を月1回見返し、発信できるテーマを拾う。この習慣が、ネタ切れを防ぐ静かな仕組みへ育ちます。AIの使い方をさらに広げたい方は、AIライティングのやり方も実務のヒントになります。

よくある質問(FAQ)

Q1. ChatGPTで議事録を作るのは無料プランでもできますか?

無料プランでも議事録の要約・整形は可能です。会議の文字起こしテキストを貼り付けて要約を依頼すれば、決定事項やToDoの整理まで対応できます。ただし無料プランは1回に扱える文字数や処理速度に制限があります。長時間会議を一度に処理したい場合や、社内利用のデータ管理を厳格にしたい場合は、有料プランやビジネス向けプランの検討をおすすめします。

Q2. 会議の音声を直接ChatGPTに入れれば議事録になりますか?

ChatGPT単体では、音声をそのまま議事録にはできません。まず文字起こしツールで音声をテキスト化し、そのテキストをChatGPTに渡して要約・構造化する流れが基本です。文字起こしには専用ツールやスマートフォンの録音アプリの機能を使います。音声からテキスト、テキストから議事録という2段階で考えると、ツール選びの迷いを減らせます。

Q3. ChatGPTに会議内容を入力して情報漏洩のリスクはありませんか?

社外秘情報をそのまま入力すれば、リスクはゼロにはなりません。対策は2つあります。1つ目は、データを学習に使わせない設定(オプトアウト)を有効にすること。2つ目は、顧客名・金額・個人情報などの固有情報を伏せ字や仮名へ置き換えてから入力することです。社内で「入力してよい情報」の線引きをルール化しておくと、担当者ごとの判断ブレを防げます。

Q4. ChatGPTの要約が間違っていることはありますか?

あります。ChatGPTは文脈から自然な文章を生成するため、決定事項や数字を取り違える誤要約が起こり得ます。特に金額・期日・担当者名は、誤りが致命的になりやすい項目です。要約をそのまま配布せず、決定事項とToDoの欄だけは人の目で原文と照合してから共有する運用が安全です。AIに作業を任せ、判断と確認は人が担う役割分担が基本です。

Q5. 毎回プロンプトを書くのが手間です。効率化する方法はありますか?

プロンプトを社内テンプレートとして保存しておく方法が有効です。「要約・決定事項・ToDoの3分割で、ToDoは担当者と期日付きで出力」といった指示文を1つ決め、文字起こしの前に貼り付けるだけにします。会議タイプ別に2〜3パターン用意しておけば、担当者が変わっても同じ品質の議事録が出せます。テンプレート化は、属人化を防ぐ第一歩です。

まとめ|ChatGPT議事録は会議を資産に変える仕組み

ChatGPT議事録の作り方は、録音・文字起こし・要約依頼・確認・共有の5ステップです。文字起こしテキストをChatGPTへ渡し、要約・決定事項・ToDoの3分割を指示するだけで、清書の手間が数分へ縮みます。担当者1人でも、会議後すぐに共有まで届く運用が整います。

ただし、便利さだけに頼るのは禁物です。機密情報の入力対策と、金額・期日・担当者の人による確認です。学習オフ設定と最小限のルールを先に決めておけば、安心して使い続けられます。AIに作業を任せ、判断は人が担う。この役割分担こそ運用の軸です。

ハッシンラボが一貫して提案しているのは「日々の業務を蓄積して資産に変える」という考え方です。議事録も、書いて消える記録で終わらせる必要はありません。FAQの素材・意思決定の記録・発信ネタの源泉として積み上げれば、半年後・1年後に効いてくる情報資産へ変わります。まずは次の会議から、プロンプトを1つ決めて試してみてください。

飯塚昭博

この記事の著者

飯塚 昭博

Akihiro Iitsuka

コントリ株式会社 代表取締役

青山学院大学卒業後、自動車会社にて年間180億円規模の設備調達を担当。中小企業経営者の想いに触れる中でその価値を伝えることに使命を感じ、2023年独立。経営者インタビューメディア「コントリ」を運営し、100社以上の経営者を取材。SEO・AI活用・発信設計を通じて中小企業の「伝わる発信」を支援している。

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