営業資料の作り方|成約につながる構成・ストーリー・デザイン

コンテンツ制作・ライティング

「営業資料を作り直したいけれど、何から手をつければいいか分からない」。中小企業の発信担当者から、こんな声をよく聞きます。

結論から申し上げます。成約につながる営業資料は、見た目の華やかさではなく、構成・ストーリー・デザインの3つを整えることで生まれます。課題提起から解決策、根拠、次の一歩へと相手を導く流れが核心です。

なぜこの3つなのか、理由はシンプルです。どれだけ良いサービスでも、伝わる順番で見せなければ相手は動きません。逆に、構成とストーリーが整っていれば、デザインに自信がなくても提案は届きます。

本記事では、成約につながる構成の型と、相手を動かすストーリー設計を解説します。さらに、伝わるデザインの基本、作成手順、よくある失敗も順に取り上げます。

筆者はコントリ株式会社で、中小企業の発信支援に携わってきました。その現場で見えてきた、明日から実行できる作り方をお伝えします。

一度整えた営業資料は、担当者が変わっても使い回せる会社の資産になります。お役に立てれば嬉しく思います。

営業資料とは|提案資料・サービス資料との違いと役割

営業資料とは、商談で相手に提案を伝えるための資料のことです。例えば、サービスの特徴や導入事例を1冊にまとめたものを指します。商談の成否を左右する、いわば営業の設計図です。

この章では、営業資料の役割と、似た資料との違いを整理します。役割がはっきりすると、作るべき中身も自然と定まってきます。逆に、役割があいまいなまま作り始めると、何を載せるべきか迷い続けるはめになります。まずは、営業資料が商談の中でどんな働きをするのかを押さえましょう。提案資料・サービス資料・会社案内の違いも、ここで整理しておきます。

営業資料が成約を左右する理由

営業資料は、担当者の話し方以上に商談の質を安定させます。理由は、誰が説明しても同じ水準で提案内容を伝えられるからです。

口頭だけの説明では、担当者の経験や話術に成果が依存します。一方、資料に提案の流れを組み込んでおけば、新人でもベテランに近い説明が可能です。

属人化していた営業の知見を、資料という形に落とし込む。これが、組織として売上を安定させる第一歩です。多くの企業様が、ここでつまずいています。

提案資料・サービス資料・会社案内の違い

営業資料は、目的別に3種類へ分けると整理しやすくなるはずです。会社案内・サービス資料・提案資料の3つです。

会社案内は、自社の信頼性を伝える資料です。サービス資料は、商品の機能や価格を説明します。提案資料は、相手の課題に合わせて解決策を示すものです。

商談で成約に最も効くのは、相手ごとに中身を変える提案資料です。会社案内をそのまま提案に使うと、自社紹介で終わってしまいます。

3種類の営業資料の役割を比べる
会社案内 サービス資料 提案資料
目的 自社の信頼性を伝える 商品の機能や価格を説明 相手の課題に合わせ解決策を示す
主な内容 沿革・実績・体制 機能一覧・料金・仕様 課題提起・解決策・事例
使う商談フェーズ 初回接触 提案・比較検討 提案・クロージング
成約への効きやすさ
◯ 成約に最も効く △ 補助的に効く / 相手ごとに中身を変える提案資料が成約のカギになります。

商談フェーズ別に必要な資料の種類

必要な営業資料は、商談のフェーズごとに変わってきます。初回接触・提案・クロージングの順で、見せる資料を切り替えるのが基本です。

初回は、相手の興味を引く短い概要資料が向いています。提案フェーズでは、課題に踏み込んだ提案資料を用意します。最後のクロージングでは、料金や導入手順を示す資料が決め手です。

すべてを1つの分厚い資料に詰め込むと、相手は要点を見失います。場面ごとに資料を分ける発想を持っておきましょう。

成約につながる営業資料の構成|基本の型と流れ

成約につながる営業資料には、共通する構成の型があります。課題提起→解決策→根拠→事例→行動喚起という順番です。この流れに沿えば、提案の説得力が安定します。

営業支援企業セレブリックスの今井氏は、商談のシチュエーションごとに見せる情報の順番を設計する重要性を解説しています(参照:しごおもTV)。順番こそ、資料の質を決める要素です。同じ内容でも、並べ方次第で伝わり方は大きく変わるものです。ここでは、その型を表紙から行動喚起まで順に見ていきましょう。

表紙・目次で何の資料か一目で伝える

表紙と目次は、相手が最初に目にする部分です。ここで「何の提案か」が伝わらないと、その先を読む気持ちが生まれません。

表紙には、提案のテーマと相手の社名を入れます。目次では、これから話す流れを3〜5項目で示します。相手は全体像をつかんでから、安心して話を聞けます。

私自身、表紙に相手の社名を入れただけで、商談の入りが和らいだ経験があります。小さな工夫ですが、効果は確かです。

課題提起→解決策→根拠→事例の順に並べる

営業資料の本編は、課題提起から始めます。理由は、相手が自分の問題だと感じて初めて、解決策に耳を傾けるからです。

まず相手の課題を言語化します。次に自社の解決策を示します。そして数字や仕組みで根拠を添え、最後に導入事例で裏づけます。この順番が、提案を「自分ごと」に変えます。

逆に、いきなり機能説明から入ると、相手は「売り込まれている」と感じます。順番を変えるだけで、受け取られ方は変わります。

成約につながる営業資料の構成(5ステップ)
1
課題提起

相手の課題を言語化し「自分ごと」にする

2
解決策

自社の提案で課題をどう解くか示す

3
根拠

数字や仕組みで説得力を添える

4
事例

導入事例で安心感を裏づける

5
行動喚起

次の一歩を1つに絞って提案する

1スライド1メッセージで組み立てる

1枚のスライドに伝えたいことは、1つに絞ります。理由は、複数のメッセージを詰め込むと、どれも印象に残らないからです。

例えば「価格の優位性」を伝えるスライドに、機能一覧まで載せると焦点がぼやけます。1枚で言いたいことを1つに決めると、相手の理解が早まります。

ユースフルの解説では、結論を先に出すフレームワークを資料構成へ当てはめる手法も紹介されています(参照:ユースフル)。1枚1メッセージは、その実践形です。

最後の行動喚起(次の一歩)を明確にする

営業資料の最後には、相手にとっての次の一歩を必ず示します。理由は、良い提案でも行き先が示されないと、商談が止まるからです。

「まずは無料相談を」「現場見学を」など、具体的な行動を1つ提案します。選択肢を増やしすぎず、次にやることを1つに絞るのが効果的です。

提案して終わりではなく、次の一歩まで描く。ここまでが、成約につながる構成です。

相手を動かす営業資料のストーリー設計

営業資料は、情報を並べるだけでは相手が動きません。相手の現状と理想のギャップを描き、その溝を自社が埋める物語を組み立てます。これがストーリー設計です。

「売れる営業資料は、機能の羅列ではなく顧客を動かす条件を満たす」。この視点は、複数の営業資料専門チャンネルで共通して語られています(参照:売れる営業資料ラボ)。同じ機能を伝えるのでも、物語の流れに乗せるかどうかで、相手の受け止め方は違ってきます。ここでは、相手が思わず前のめりになるストーリーの組み立て方を3つの視点で整理します。

相手の現状と理想のギャップから始める

ストーリーの出発点は、相手の「今」と「理想」のギャップです。このギャップこそ、相手が動く動機です。

例えば「問い合わせが月10件で頭打ち」という現状と、「月30件を安定させたい」という理想を並べます。その差を示すことで、解決策への必要性が生まれます。

ギャップを言葉にできると、相手は「分かってくれている」と感じます。ここが、提案を聞く姿勢への入り口です。

自社目線ではなく相手目線で並べ替える

営業資料は、つい自社の言いたい順に並べてしまいがちです。これを、相手が知りたい順に並べ替えます。

自社は「うちの強み」から話したくなります。しかし相手が先に知りたいのは「自分の課題が解決するか」です。相手の関心の順番に沿って構成を組み直しましょう。

私も以前、自社の実績紹介を冒頭に置いて、相手の反応が鈍かった経験があります。課題提起を先頭に変えたところ、商談の流れが目に見えて変わりました。

数字と事例で「自分ごと」にする

抽象的な提案は、相手の記憶に残りません。数字と具体的な事例を添えて、提案を「自分ごと」に変えます。

「コストを削減できます」より「導入後3か月で問い合わせ対応の工数を約2割減らせた事例があります」と語る方が伝わります。同業種の事例なら、なお効果的です。

数字は、相手の頭の中に具体的なイメージを描かせます。出典のある数字だけを使い、誇張は避けましょう。

並べ替えるだけで伝わり方が変わる
自社目線(前)
1. 自社の強み
2. 機能の説明
3. 価格

「売り込まれている」と感じさせやすい順番

相手目線(後)
1. 相手の課題
2. 解決策
3. 導入事例
4. 価格

「自分ごと」として聞いてもらえる順番

伝わる営業資料のデザインの基本

営業資料のデザインは、見た目の派手さではなく分かりやすさが目的です。色は3色まで、文字は大きく、図解で関係を見せる。この3原則を守れば、専門知識がなくても整えられます。

技術がなくても見やすい資料は作れる。この考え方は、再生43万回規模のマコなり社長の解説をはじめ、広く支持されています(参照:マコなり社長)。デザインに苦手意識がある方ほど、まずはこの3原則だけを意識してみてください。装飾を足すより、要素を引き算する方が、伝わる資料に近づくはずです。ここでは、すぐ実践できる4つのコツを順に紹介します。

使う色は3色までにしぼる

営業資料で使う色は、3色までにしぼります。理由は、色数が多いと、どこが重要なのか分からなくなるからです。

基本は、文字の黒・背景の白・強調の1色という構成です。強調色は、自社のロゴカラーに合わせると統一感が生まれます。色で迷う時間も短くなります。

カラフルな資料が良い資料とは限りません。むしろ色を抑えた方が、伝えたい部分が際立ちます。

文字は大きく・余白を恐れない

スライドの文字は、思い切って大きくします。商談ではプロジェクターや画面共有で表示するため、小さい文字は読まれません。

目安は、本文で18ポイント以上です。情報を減らし、余白を残すことを恐れないでください。余白は、相手の視線を要点へ導く役割を果たします。

1枚に詰め込むより、枚数を分ける。これが、見やすさを保つコツです。

図解と矢印で関係を見せる

文章だけでは伝わりにくい関係性は、図解と矢印で見せます。例えば、導入前後の流れや、仕組みの全体像です。

「Aが原因でBが起き、Cで解決する」という流れは、矢印でつなぐと一目で伝わります。言葉を読ませるより、図で見せる方が速いのです。

NewsPicksの解説でも、1スライド1メッセージなど見やすさの原則が紹介され、191万回以上再生されています(参照:NewsPicks)。図解は、その実践に欠かせません。

ありがちな見づらいスライドの直し方

見づらいスライドには、共通の特徴があります。文字が多い・色が多い・図がないの3つです。逆に言えば、この3点を直せば見やすくなります。

まず、1枚の文字を半分に減らせないか見直します。次に、色を3色までに絞り込みます。最後に、文章で説明している箇所を図に置き換えられないか考えます。

この3つの直しは、今ある資料にもすぐ適用できます。明日の商談前に、1枚試してみてください。

見やすい営業資料 5つのチェック
1枚1メッセージになっているか
使う色は3色以内にしぼれているか
本文の文字は18ポイント以上か
図解と矢印で関係を見せているか
最後に次の行動が明記されているか
商談前に1枚ずつ点検すると、見づらさの多くは防げます。

営業資料の作り方の手順|テンプレートと時短のコツ

営業資料の作り方は、手順に分けると迷いません。構成を先に決め、テンプレートで土台を作り、AIで下書きを補う流れが効率的です。この順番なら、作業時間を大きく短縮できます。

ここでは、明日から進められる4つの作成ステップを紹介します。いきなりスライドを作り始めないことが、遠回りを避けるコツです。多くの方が、まっさらなスライドを前に手が止まってしまいます。その原因は、作る順番を決めていないからです。手順を分けて1つずつ進めれば、迷う時間が減り、作成のスピードも上向きます。

先に構成(骨子)を紙やメモで決める

最初にやるのは、スライド作成ではなく構成決めです。理由は、骨子が固まらないままデザインに入ると、何度も作り直すことになるからです。

紙やメモ帳に、各スライドで伝えることを1行ずつ書き出します。課題提起・解決策・根拠・事例・行動喚起の流れに沿って並べます。骨子ができてから、初めてスライドに着手します。

この一手間が、結果的に最も時間を節約します。急がば回れの典型です。

テンプレートで体裁をそろえる

骨子が決まったら、テンプレートで体裁をそろえます。テンプレートとは、配色や文字サイズをあらかじめ決めた雛形のことです。例えば、表紙・本編・事例の型を用意しておきます。

テンプレートを使えば、毎回デザインを一から考える必要がありません。中身を考える時間に集中できます。

一度作ったテンプレートは、案件が変わっても使い回せます。整えるほど、次回からの作業が軽くなります。

AIで下書きや要約をたたき台にする

下書きや要約づくりには、AIを活用できます。例えば、相手の課題の整理や、長い説明文の要約をAIに任せます。

AIが作るのは、あくまでたたき台です。自社ならではの事例や数字は、人が補います。最終的な確認も、必ず人が行ってください。

AI生成の資料と手作りの資料で成約率が変わるという比較も、実務者の解説で取り上げられています(参照:秦卓民ビジネスコーチch)。AIは時短の道具であり、提案の質を決めるのは人の視点です。

AIの業務活用をもう少し詳しく知りたい方は、中小企業のAI活用に関する記事も参考になります。

印刷用と画面共有用を分けて整える

営業資料は、使う場面に合わせて2種類に整えます。印刷して手渡す用と、画面共有で見せる用です。

印刷用は、手元でじっくり読まれるため、補足の文章を多めにします。画面共有用は、文字を減らし図を大きくします。同じ内容でも、最適な見せ方は変わってきます。

営業資料の作り方(4ステップ)
STEP 1
構成を決める

紙やメモに骨子を書き出してから着手する

STEP 2
テンプレートで体裁

配色や文字サイズの雛形で見た目をそろえる

STEP 3
AIで下書き

課題整理や要約をたたき台として活用する

STEP 4
用途別に整える

印刷用と画面共有用に分けて仕上げる

営業資料でよくある失敗と改善のポイント

営業資料の失敗には、共通のパターンがあります。情報の詰め込みすぎ・自社自慢で終わる・行動喚起がないの3つです。先に知っておけば、多くは避けられます。

ここでは、3つの失敗と改善のポイントを整理します。今ある資料に当てはまっていないか、確認してみてください。これらの失敗は、どれも「相手より自分の都合を優先した」結果として生まれます。裏を返せば、視点を相手側に戻すだけで、多くは改善に向かいます。1つずつ、直し方とあわせて見ていきましょう。

1枚に情報を詰め込みすぎる

最も多い失敗が、1枚への詰め込みすぎです。理由は、伝えたいことが多いほど、すべてを1枚に載せたくなるからです。

しかし、情報量が多いスライドは、結局どこも読まれません。1枚1メッセージに立ち返り、枚数を分けて解決します。

「この1枚で言いたいことは何か」。作りながら、この問いを繰り返してください。

自社の強み紹介で終わってしまう

自社の強みばかりを並べた資料も、よくある失敗です。相手が知りたいのは、自社の自慢ではなく、自分の課題が解決するかどうかです。

改善のポイントは、強みを「相手の課題をどう解決するか」に翻訳することです。「実績100社」より「100社の課題を解決してきた経験で、御社の課題にも対応できます」と語ります。

主語を自社から相手に変える。これだけで、資料の印象は大きく変わってきます。

次の行動が書かれていない

提案は良いのに、次の行動が書かれていない資料も少なくありません。相手は、何をすればいいか分からないまま商談を終えます。

最後のスライドに、次の一歩を1つ明記します。「無料相談」「資料の追加送付」など、相手の負担が軽い行動を選びます。行き先を示すことが、商談を前に進めます。

営業資料を使い回せる会社の資産として蓄積する

営業資料は、蓄積型発信の考え方と相性が良い資産です。一度整えた資料は、担当者が変わっても使い回せます。属人化を防ぎ、会社の資産として育てる発想が、長期的な営業力を支えます。

ここでは、営業資料を資産として蓄積する2つの運用を紹介します。作って終わりにしない仕組みづくりです。多くの会社では、営業資料が担当者のパソコンの中に眠ったままになっています。これでは、せっかくの工夫が組織に残りません。資料をパーツに分け、更新ルールを決める。この2つで、営業資料は使い続けられる資産へと育ちます。

パーツ化して案件ごとに組み替える

営業資料は、丸ごと作り直すのではなく、パーツに分けて管理します。表紙・課題提起・事例・料金など、部品ごとに整えておきます。

案件が来たら、必要なパーツを組み替えて1冊にします。すべてを毎回ゼロから作る必要がなくなり、提案までの時間が縮まります。

パーツ化は、自社の提案知見を会社に蓄積する作業でもあります。担当者個人の頭の中にあった工夫を、組織の財産に変えていきます。

更新ルールを決めて鮮度を保つ

蓄積した資料は、放置すると情報が古くなります。料金や事例は、定期的に見直すルールを決めておきます。

例えば「四半期に一度、事例と数字を更新する」と決めます。更新の担当と頻度を決めるだけで、資料の鮮度が保たれます。

蓄積型発信の発想は、SNSのような借り物の発信とは違います。自社に積み上げた資料やコンテンツは、消えずに残り続ける資産です。営業資料も、その一つに位置づけられます。

営業資料を会社の資産として育てるサイクル
中心の目的:会社の資産として蓄積する
1
作成

構成に沿って1冊を整える

2
パーツ化

表紙・事例・料金を部品に分ける

3
案件ごとに組み替え

必要な部品で素早く1冊にする

4
四半期ごとに更新

料金や事例の鮮度を保つ

↻ 更新したパーツが次の作成に活きる(くり返し)

オウンドメディアでの情報蓄積に関心がある方は、オウンドメディアの作り方もあわせてご覧ください。営業資料と同じ「蓄積型」の考え方で、会社の発信を資産化できます。

営業活動全体の仕組みづくりには、THE MODELとはを解説した記事が参考になります。あわせてBtoB企業のLinkedIn活用の記事も、営業資料を活かす土台づくりに役立ちます。

よくある質問(FAQ)

営業資料は何ページくらいが適切ですか?

商談の場で使うなら、10〜15枚を目安に絞るのがおすすめです。説明用の詳細版と、要点だけの提案版を分ける方法もあります。枚数より、1枚1メッセージで流れが通っているかを優先してください。

デザインが苦手でも営業資料は作れますか?

作れます。色を3色までにしぼり、文字を大きくし、余白を残すだけで見やすさは大きく上向きます。凝った装飾よりも、伝えたいことが一目で分かる構成を整えることが先です。

営業資料の作成にAIは使えますか?

下書きや構成のたたき台づくりに活用できます。課題の整理や文章の要約をAIに任せ、自社ならではの事例や数字は人が補う使い分けが現実的です。最終的な確認は、必ず人が行ってください。

営業資料はテンプレートを使ってもよいですか?

使うことをおすすめします。テンプレートで体裁をそろえれば、構成や中身の検討に時間を回せます。パーツごとに整えておけば、案件に合わせて組み替えられ、使い回せる資産になります。

提案資料とサービス資料は何が違いますか?

サービス資料は、商品の機能や価格を説明する汎用の資料です。提案資料は、相手の課題に合わせて中身を変える資料です。商談で成約に効くのは、相手ごとに調整した提案資料の方です。

営業資料はどのくらいの頻度で見直すべきですか?

四半期に一度の見直しを目安にすると、鮮度を保ちやすくなります。特に料金と導入事例は、古いまま使うと信頼を損ねます。更新の担当者と頻度をあらかじめ決めておくと、見直しが習慣として定着します。

飯塚昭博

この記事の著者

飯塚 昭博

Akihiro Iitsuka

コントリ株式会社 代表取締役

青山学院大学卒業後、自動車会社にて年間180億円規模の設備調達を担当。中小企業経営者の想いに触れる中でその価値を伝えることに使命を感じ、2023年独立。経営者インタビューメディア「コントリ」を運営し、100社以上の経営者を取材。SEO・AI活用・発信設計を通じて中小企業の「伝わる発信」を支援している。

この記事は役に立ちましたか?
この記事で新しい気づきがあったら❤️で教えてくださいね!

関連記事