PR TIMES(ピーアールタイムズ)の使い方は、企業登録、原稿作成、配信設定、公開後の確認の順で整理できます。配信料金は従量課金で1件3万円(税抜)です。まず配信したいニュースと本数を決め、契約を選びましょう。
この記事は2026年9月23日に公式情報を確認して更新しました。料金・利用条件と、編集部が提案する社内運用を分けています。管理画面での実配信や、掲載効果の実測は行っていません。
PR TIMESの料金|1配信3万円と定額プランを比較
年に数回の配信と、毎月複数回の配信では費用が変わります。月額だけでなく契約期間全体の支払額を比べてください。
| プラン | 基本料金 | 確認する条件 |
|---|---|---|
| 従量課金 | 1配信3万円 | 登録時の初期プラン |
| 定額・月間契約 | 月8万円 | 月30件まで |
| 定額・半年契約 | 月7万5,000円 | 半年の基本料金計45万円 |
| 定額・年間契約 | 月7万円 | 年間の基本料金計84万円 |
定額プランは月30件までが基本料金の範囲です。31件以上の月は追加4万円(税抜)がかかります。原稿作成などの有料オプションは別に確認します。出典:PR TIMES公式料金表(✓確認済み)。
「年4回なら年間契約がお得」ではない
従量課金で年4回配信する基本料金は12万円です。年間契約は84万円なので、この本数では従量課金のほうが低くなります。旧版の「年4回以上なら年間契約」という説明は誤りのため訂正しました。
月1回なら従量課金は月3万円、月2回なら6万円です。月3回なら9万円となり、単月の定額8万円を上回ります。ただし、配信しない月もある場合は、期間全体で計算しましょう。
例えば、年4回の配信が1か月に集中するなら単月契約も比較対象です。上の計算は通常の基本料金だけの編集部計算例です。無料支援、オプション、契約・更新条件を含む最終見積もりとは分けます。
無料で使えるスタートアップチャレンジの条件
無料枠は、創業した会社すべてに自動で適用される制度ではありません。公式の主な対象は、国内の株式会社、設立24か月以内、所定のフォロワー3人の条件を満たす企業です。
無料配信は月1件、適用期間中の累計10件までです。終了時期は申込から2年後ではなく、設立年月日の2年後の月末です。代理運用、親会社の存在、法人による過半数保有などの除外条件もあります。
自社の設立日と運用体制を確認し、公式プログラムの全条件を照合してください(✓確認済み)。個人事業主など、対象外の形態へ条件を広げて解釈しないでください。
PR TIMESとは|配信・転載・取材を区別する
PR TIMESは、企業のニュースを掲載・配信するサービスです。配信したことと、記者が取材して記事にしたことは別です。
プレスリリースとは、新商品や新しい取り組みなどを知らせる発表資料です。例えば、新工場の稼働日や、新サービスの対象・提供開始日を伝えます。自社サイトの記事には、背景や使い方を継続して蓄積する役割を持たせられます。
- 掲載:PR TIMES上で発表資料を公開すること。
- 配信:選んだメディアなどへ情報を届けること。
- 転載:提携媒体がリリースの原文を掲載すること。
- 取材記事:記者・編集者が判断し、取材や編集をして制作する記事。
これらを一括で「メディア掲載」と数えると、成果を読み違えます。特定のニュースサイトへの掲載や、一定数の取材を約束するものとして扱わないでください。出典:公式サービス案内、公式の効果測定解説(✓確認済み)。
PR TIMESの使い方|登録から配信までの手順
最初にニュースの材料を揃え、登録・作成・配信設定へ進みます。以下は公式手順をもとに、社内確認を加えた編集部の進め方です。
1.企業登録を申請し、審査結果を確認する
企業情報、担当者情報、請求先情報を準備します。公式サイトの登録申請から入力し、届く案内に沿って本登録を進めます。
公式料金ページでは企業審査を約1営業日と案内しています。追加情報が必要になる場合もあり、全件の完了日を保証する数字ではありません。会社を登録できても、どんな原稿でも掲載できるわけではありません。掲載基準により修正や掲載停止となる場合があります。
出典:公式の利用開始・審査案内(✓確認済み)。実在性の確認だけで「審査には通る」と判断せず、発表内容も準備してください。
2.会社の説明と配信先を整える
企業ページには、自社が何をしている会社か分かる説明を用意します。担当者が変わっても更新できるよう、説明文と素材の保存先を社内で決めておきます。
公式手順では「メディアリスト」から配信先を設定します。業種・地域・媒体の種類などを手掛かりに選びます。配信先の数を増やすことより、発表するニュースと読者が合うかを確認しましょう。
3.原稿と画像を入稿する
管理画面の「プレスリリース」から新規作成へ進みます。タイトルと本文に、何を、誰に、いつから提供するのかを記載します。画像の説明や連絡先も確認します。
操作の入口は公式の配信手順を参照してください(✓確認済み)。画面が変更されている場合は、現行の案内に合わせます。この記事には未検証の操作画面を掲載していません。
4.日時・配信先・費用を確認して公開する
即時配信か予約配信かを選び、社内の承認を終えてから実行します。担当者が問い合わせに対応できる日時も判断材料になります。
「火水木の10時なら反響が出る」といった一律の黄金時間は示しません。発表の解禁日、読者、媒体、過去の結果に合わせて決めます。比較する場合は、ニュースの内容や配信先の違いも記録してください。
配信前に確認する原稿と社内承認のチェックリスト
新しい事実と、その根拠を揃えることが出発点です。会社の宣伝文だけで終わらず、読む人が判断できる情報を入れます。
- 今回初めて発表する事実が、冒頭で分かるか。
- 発売日、価格、対象、申込方法が社内資料と一致するか。
- 比較・調査・実績の数値に、確認できる根拠があるか。
- 画像・お客様の名称・コメントを公開できるか確認したか。
- 問い合わせ先の担当者が内容を把握しているか。
- 公開日時、配信先、利用プランを承認者が確認したか。
次のひな形は編集部作成の社内確認用です。実際の成果を保証するものではありません。
発表する新しい事実:
対象となる読者・利用者:
提供開始日・場所・価格:
根拠となる資料と確認担当者:
公開する画像・名称の確認状況:
配信予定日・配信先・費用:
承認者と承認日:
公開後の問い合わせ担当者:
自社サイトや営業資料での再利用先:
本文は、発表の要点、背景、具体的な内容、会社情報の順で整理できます。詳しい文章設計はプレスリリースの書き方で解説しています。
配信後の効果測定|転載と取材を別々に記録
閲覧、転載、取材、自社サイトへの反応を分けて記録します。配信直後の閲覧数だけで成功・失敗を決めないことがポイントです。
PR TIMESの公式解説は、管理画面の「分析データ」で確認する指標を紹介しています。PVは閲覧回数、UUは訪問者数を表します。例えば同じ人が複数回見た場合、回数と人数は同じになりません。
ヒートマップは、読まれた箇所などを色で見る表示です。本文のどこに反応が集まるかを見る手掛かりになります。原文転載の数は、記者が制作した記事の数とは分けます。出典:PR TIMES公式・効果測定の方法(✓確認済み)。
| 項目 | 残す情報 | 次に見ること |
|---|---|---|
| 閲覧 | 集計期間、PV・UU | 過去の同種発表との差 |
| 転載 | 媒体名、掲載URL | 読者との相性 |
| 取材 | 依頼内容、記事URL | 関心を持たれた論点 |
| 自社への反応 | 流入、問い合わせの内容 | 説明不足や追加の疑問 |
例えば配信7日後と30日後に記録する方法があります。この日数は編集部の運用例です。同じ期間で比べ、ニュースの種類、配信先、他の告知施策も併記します。指名検索や問い合わせが増えても、配信だけが原因とは断定しません。
単発で終わらせず、自社の発信資産へつなげる
配信済み原稿、素材、根拠資料、確認結果を次の仕事に使える形で残します。これが蓄積型発信につながります。
年間予定には、新商品だけでなく、調査、拠点開設、取り組みの節目などの候補を書きます。発表できる事実がない月に、配信本数を埋めるための原稿を作る必要はありません。
公開後は、同じ原稿を機械的に転用するのではなく、用途に合わせて整えます。自社サイトには背景や使い方、営業資料にはお客様の質問への答えを足す方法があります。月次の振り返りでは、反応の数だけでなく、寄せられた質問を次の発信に反映しましょう。
PR TIMESの使い方・料金でよくある質問
1回だけ配信する場合、いくらですか?
通常の従量課金は1件3万円(税抜)です。有料オプションを使う場合や支援プログラムが適用される場合は、条件を別に確認してください。
月1回なら定額に変えたほうが安いですか?
基本料金だけなら月1回の従量課金は3万円です。定額の月7万〜8万円より低くなります。希望する配信本数と契約期間をそろえて比べます。
無料で何回まで配信できますか?
スタートアップチャレンジの条件を満たす場合、月1件かつ適用期間中の累計10件までです。すべての企業が対象ではなく、設立日や運用形態などの条件があります。
配信すればニュースサイトに掲載されますか?
特定サイトへの掲載や取材記事化を保証するものではありません。PR TIMESへの掲載、提携媒体の原文転載、記者による取材記事を分けて確認します。
他の配信サービスも併用すべきですか?
届けたい媒体、配信先の重複、支援内容、総費用を比べて判断します。最初から複数契約する前に、自社のニュースを誰に届けたいのかを決めます。
まとめ|本数・契約・公開後の記録を揃える
PR TIMESは、登録して配信するだけでなく、費用の見積もりと公開前後の確認までを一組で進めます。まず次の発表内容と配信本数を決め、上の料金表と社内確認ひな形を使って準備してください。
公式出典と更新履歴
✓2026年9月23日確認。料金・条件は次の公式情報で照合しました。社内確認ひな形、費用計算、記録方法は編集部案です。
2026年9月23日更新:従量課金の金額と定額契約の判断を訂正しました。根拠のない掲載件数・時間帯・拡散倍率の断定を除去し、無料枠の条件、配信前確認、配信後の記録を追加しました。
この記事を読んだ人が、次に読んでいます