「PR TIMESを使って自社のニュースを届けたいが、料金や手順が分からない」と悩んでいませんか。本記事は中小BtoB企業の発信担当者向けの実務ガイドです。PR TIMESの位置づけ・開設・料金・配信5ステップ・採択基準・効果測定・失敗例まで体系的に整理しました。先に要点をお伝えします。PR TIMESは単発の告知ツールではありません。蓄積型コンテンツの一部として運用設計すれば、指名検索・商談導線・採用導線の3軸で成果が出る配信プラットフォームです。
本記事は開設→料金→配信手順→効果測定→運用ルール化の順で、実務に落とせる手順を整理しました。お役に立てれば嬉しく思います。
PR TIMESとは|国内最大級のプレスリリース配信プラットフォーム
PR TIMES とは、企業のプレスリリースを国内メディアや一般読者に届ける配信プラットフォームのことです。月間掲載企業数で国内最大級の規模を持ち、提携メディアやSNS、検索結果への二次拡散の経路が整っています。中小BtoBの発信担当者にとっては「自社サイトに来てもらう前段の認知接点」として機能します。
PR TIMESの定義と提供価値
PR TIMES は、株式会社PR TIMESが運営する国内最大級のプレスリリース配信サービスです。公式案内では、新サービス・新商品・人事・経営情報など、企業の「お知らせ」を一括で社外に配信できる仕組みとなっています。詳しくは公式サイト(https://prtimes.jp)で最新の提供内容を確認してください。
提供価値は3つに整理できます。第一に、提携メディアへの自動配信。第二に、Googleニュースや検索結果での露出。第三に、SNSでの二次拡散による認知拡大です。中小BtoBが自社サイト1本で発信するより、認知の入口が広がる構造となっています。
ニュースリリース/自社サイト発信との違い
自社サイトの「お知らせ」ページとPR TIMESには、明確な役割の違いがあります。
- 自社サイト:自社の顧客・既存ファン向けに届く(プル型)
- PR TIMES:未接点のメディア・一般読者にも届く(プッシュ型)
- ニュースワイヤー他社サービス:提携メディアの構成や料金体系で差異
両者は競合ではなく補完関係です。自社サイトに記事を置いたうえで、PR TIMESで配信して二次拡散を仕掛ける流れが基本となります。
中小BtoBが今PR TIMESを使う3つの理由
中小BtoBが今PR TIMESを検討する理由は3つあります。
- 指名検索の入口を増やす:Googleニュース掲載で社名検索の流入経路が増える
- 商談時の信頼補強:第三者媒体への掲載実績が営業資料の補強材料となる
- 採用導線の強化:採用候補者がエゴサーチした際の情報資産になる
筆者もコントリでBtoB企業の発信支援に携わるなかで、PR TIMES配信を起点に指名検索の伸びを実感した事例があります。広報・マーケ・採用の3軸で効く投資判断の余地は十分という実感です。
PR TIMESのアカウント開設手順|3ステップで配信準備が整う
PR TIMESのアカウント開設は、3ステップで完了します。利用申込→審査→初期設定の流れで、最短数日で配信できる状態に整います。中小BtoBが詰まりやすい審査要件と必要書類を本章で整理しました。
STEP1|利用申込フォームに会社情報を入力
最初のステップは、PR TIMES公式サイトの利用申込フォームに会社情報を入力する作業です。
- 会社名・所在地・代表者名
- 担当者の氏名・メールアドレス・電話番号
- 配信予定の業界カテゴリ
- 想定配信頻度(月◯本)
入力内容は審査時の基礎情報となるため、登記情報と完全一致させる形が前提です。準備時間は15分前後となります。
STEP2|利用審査(登記簿・事業実態の確認)
申込後は、PR TIMES側で利用審査が行われます。中小BtoBが詰まりやすいのが、この審査の段階です。
- 登記情報(履歴事項全部証明書など)の確認
- 自社サイトでの事業実態の確認
- 過去の発信内容(ある場合)の確認
審査の所要日数は数営業日が目安です。事業実態が分かりにくい場合は、自社サイトの会社概要ページを整備してから申込む流れが推奨となります。
STEP3|企業ページとプレスキットの初期設定
審査通過後は、企業ページとプレスキットの初期設定に進みます。プレスキットとは、ロゴ・代表者写真・会社概要などをメディアが二次利用しやすい形で公開する機能のことです。例えば、メディアが記事化する際にダウンロードして使うロゴ画像セットが該当します。
- 企業ロゴの登録(複数サイズ推奨)
- 代表者写真・オフィス写真の登録
- 会社概要文の登録
- 連絡先・広報担当の登録
初期設定を丁寧に整えると、配信後の二次掲載で社名・ロゴが正しく使われる確率が上がります。後回しにせず初回設定で仕上げる発想が要点です。
PR TIMES料金プラン比較|従量課金・定額・スタートアップで最適化
PR TIMESの料金体系は複数あり、配信頻度と予算で選び方が変わります。中小BtoB企業が押さえるべき3プランを本章で比較しました。料金や条件は2026年6月時点の編集部調査の目安です。正確な最新情報は公式サイト(https://prtimes.jp)でご確認ください。
| プラン | 従量課金 | 定額プラン | スタートアップ |
|---|---|---|---|
| 料金目安 | 1配信3万円台〜 | 月額8万円台〜(複数本配信可) | 条件付き無料 |
| 配信本数 | スポット利用 | 月複数本(プラン別) | 1社あたり最大配信枠あり |
| 主な対象 | 年数回配信の企業 | 月1本以上の継続配信 | 設立2年未満の小規模企業 |
| 向く中小BtoB | 節目発信のみ | 広報を仕組み化したい企業 | 創業期スタートアップ |
従量課金プラン(スポット利用向け)
従量課金プランは、配信本数に応じて料金が発生する設計です。年に数回しか配信予定がない中小BtoBの場合、こちらが選択肢となります。
- 周年・新サービスローンチなど節目だけ配信したい
- 定額プランの月額負担が大きいと感じる
- 配信頻度を年単位で予測できない
スポット型の使い方には合いますが、月1本以上の配信に育つ計画があるなら定額プランへの移行を検討すべき形です。
定額プラン(月複数本配信向け)
定額プランは、月額固定で複数本配信できる設計となります。広報・マーケを仕組み化したい中小BtoBに向く形式です。
- 月1〜2本の配信ペースで運用予定
- 広報担当を1名以上配置している
- 自社サイト・SNSと連携した発信戦略がある
定額化することで1配信あたりのコストを抑えられる構造です。配信本数が増えれば増えるほど、従量課金より割安になります。
スタートアップチャレンジ(条件付き無料)
スタートアップチャレンジとは、PR TIMESが提供する設立間もない企業向けの無料配信枠のことです。例えば、設立2年未満の法人で資本金等の一定条件を満たす場合に申し込める制度が該当します。
- 設立2年未満の法人
- 資本金等の規模要件あり
- 1社あたり配信本数の上限あり
- 申込制・審査あり
詳細条件は時期によって改定されるため、申し込み前にPR TIMES公式の案内を確認してください。創業期の認知獲得には大きな追い風となる仕組みです。
PR TIMESの配信手順|原稿作成から配信予約までの5ステップ
PR TIMESでの配信は、原稿作成→画像登録→配信先メディア選択→配信予約→公開の5ステップです。中小BtoBの広報担当者が初回でも迷わないよう、本章で各ステップの操作とつまずきポイントを整理しました。
STEP1|タイトルとサブタイトルの設定
最初のステップは、タイトルとサブタイトルの設定です。プレスリリースのタイトルは、配信先メディアが記事化を判断する最重要要素となります。
- タイトル:30〜50字目安、ニュース価値を1行で示す
- サブタイトル:補足情報(数値・固有名詞)を入れる
- 主語は会社名ではなく「何が新しいか」に置く
「○○社が△△を発表」より、「△△、業界初の□□を実現」のほうがメディアの目に止まりやすい形となります。
STEP2|本文構成(リード文・本文・会社概要)
次のステップは、本文構成の作成です。プレスリリースの基本構成は次の通りです。
- リード文:5W2H を3〜4行で要約
- 本文:背景・特徴・実績・コメント
- 会社概要:定型文を末尾に固定配置
- 連絡先:広報担当の氏名・メール・電話
リード文だけで内容が伝わる構造が理想です。メディア記者は冒頭3行で記事化判断を下すという業界慣習があります。
STEP3|メイン画像・サブ画像の登録
3つ目のステップは、画像の登録です。プレスリリースには、メイン画像1枚+サブ画像複数枚を登録できます。
- メイン画像:1200×630px推奨(OGP対応)
- サブ画像:商品写真・グラフ・スクリーンショット
- 文字入れ画像は読みやすさ重視
- 著作権・肖像権の確認を漏らさず実施
画像なしのリリースは閲覧数が伸びにくい構造です。最低限メイン画像1枚は欠かさず用意してください。
STEP4|配信先カテゴリとメディアの選択
4つ目のステップは、配信先カテゴリとメディアの選択です。PR TIMESでは業界カテゴリ・地域・属性などで配信先を絞り込めます。
- 業界カテゴリ(IT・建設・医療など)
- 地域カテゴリ(全国・関東・近畿など)
- 属性メディア(経済紙・業界誌・Webメディアなど)
中小BtoBの場合、自社のターゲット業界を中心に絞る形が基本となります。広く配信しすぎても掲載率は上がりません。
STEP5|配信日時の予約と最終チェック
最後のステップは、配信日時の予約と最終チェックです。配信ボタンを押す前に、次の項目を再確認してください。
- 誤字脱字(社名・人名・数字)
- 画像のリンク切れ・解像度
- 会社概要の最新版反映
- 配信日時の指定(平日10時〜12時が露出に有利な目安)
配信後の修正は一度公開された記事には反映されにくい仕様です。最終チェックに10分かける運用ルールを推奨します。
採択されるプレスリリースの基準|PR TIMESで弾かれるNG例
PR TIMESには審査基準があり、すべての原稿が掲載されるわけではありません。中小BtoBの広報担当者が見落としがちなNG項目と、本章で採択率を上げる原稿設計のコツを整理しました。
NG1|営業色が強い・新規性が薄い原稿
最も弾かれやすいのが、営業色が強い原稿です。PR TIMESは「ニュース配信プラットフォーム」のため、広告色の強い原稿は審査で停止される傾向となります。
- 「業界No.1」「最安値」など根拠不明な最上級表現
- 自社の宣伝に終始し読者メリットがない
- 既出情報の焼き直しで新規性が薄い
対策は、第三者視点で「ニュース価値があるか」を自問する作業です。「他社のメディア記者が記事化したくなる素材か」が判断基準となります。
NG2|薬機法・景品表示法に抵触する表現
法的に問題のある表現は、即時に弾かれます。中小BtoBが見落としがちなのが、薬機法と景品表示法です。
- 健康食品や化粧品で「効く」「治る」と書く
- 「100%」「業界最高」など断定表現や根拠不明な最上級
- 比較広告で根拠データを示さない
健康・美容・医療系の発信は、薬機法専門家のチェックを入れる工程を必須としてください。BtoBの場合でも、景品表示法の優良誤認・有利誤認には注意が必要です。
NG3|事実関係の根拠が不明・出典なし
「業界初」「日本最大」など、事実関係を示す表現には根拠が欠かせません。
- 「業界初」→ どの調査・出典で確認できるか
- 「シェアNo.1」→ 調査会社名・対象期間・調査方法を明記
- 「○○%の企業が」→ 出典の調査機関と対象
根拠なき表現は審査でリジェクトされるか、メディアが記事化を見送る要因となります。執筆段階で出典を併記する習慣が要点です。
採択率を上げる原稿設計の3要素
採択率を上げる原稿設計には、3つの要素があります。
- 要素1|ニュース価値:第三者が読んで「新しい」と感じる切り口
- 要素2|数値・固有名詞:説得力を補強する具体ファクト
- 要素3|第三者コメント:顧客・専門家・公的機関の声
3要素を満たす原稿は、PR TIMES内部審査だけでなく、配信後のメディア二次掲載率も向上する流れとなります。
PR TIMESの効果測定方法|配信後に追うべき5指標
PR TIMESは配信して終わりではなく、配信後の効果測定が要点です。中小BtoBが最低限追うべき5指標と、月次レビューに落とし込む手順を整理しました。
と読了率
(X・FB等)
メディア数
の変化
商談化数
指標1|閲覧数(PV)と読了率
最初に追う指標は、PR TIMES管理画面で確認できる閲覧数(PV)と読了率です。
- PV:配信記事ページの累計閲覧数
- 読了率:本文の読了到達率(管理画面の数値)
- 流入元:直接・検索・SNS等の内訳
PV単体ではなく、流入元の内訳まで見る視点が要点となります。検索流入が伸びていれば、その配信は中長期の指名検索に貢献している兆候です。
指標2|SNSシェア数(X・Facebook)
次に追うのが、SNSシェア数です。PR TIMES記事ページから直接シェアされた数を管理画面で確認できます。
- X(旧Twitter)でのリポスト数
- Facebookでのシェア数
- LinkedInでのシェア数
- 業界キーパーソンによる引用
SNSシェアは、二次拡散の起点となる重要指標です。中小BtoBの場合、業界内のキーパーソン1名にシェアされるだけで、商談機会が動くケースが珍しくありません。
指標3|二次掲載メディア数
3つ目は、配信後の二次掲載メディア数です。PR TIMES経由でWebメディア・専門誌に転載・記事化された件数を追います。
- Yahoo!ニュース・Googleニュースへの掲載
- 業界専門メディアでの転載記事
- 取材依頼・問い合わせの受信件数
二次掲載は配信後数週間かけて積み上がります。1週間で判断せず、月次でカウントする運用が現実的です。
指標4|自社サイトの指名検索数の変化
4つ目は、自社サイトの指名検索数の変化です。Googleサーチコンソールで「自社名・ブランド名」での検索流入を月次で追跡します。
- 配信前後3ヶ月の指名検索インプレッション比較
- 検索クエリの新規出現(社名+関連語)
- 自社サイトのトップページ流入元の変化
指名検索の伸びは、中長期の認知資産が積み上がっている証拠です。PR TIMES配信が指名検索を増やしているなら、投資対効果が出ている形となります。
指標5|問い合わせ・商談化数の追跡
最後の指標は、問い合わせ・商談化数の追跡です。PR TIMES配信を起点に発生した問い合わせを、CRMで識別する仕組みが要点です。
- 問い合わせフォームに「お知りになったきっかけ」項目を設置
- 配信URLにUTMパラメータを付与
- 営業担当のヒアリングで起点を記録
PIVOT公式チャンネルでもよなよなエール社の事例として、プレスリリースは情報資産のストックという視点が紹介されています。短期PVではなく、長期の商談化に貢献する資産として扱う発想が中小BtoBにも有効です。プレスリリースの効果を整理した別記事も参考にしてみてください。
中小BtoBがPR TIMESで陥る失敗3つと対策
PR TIMESを導入しても成果が出ない中小BtoBには共通の落とし穴があります。3つの失敗パターンと、回避するための運用ルールを整理しました。最初に対策を入れておけば回避できます。
| 失敗パターン | 症状/リスク/対策 | 先回りの仕組み化 |
|---|---|---|
| 失敗 1配信して 満足する |
症状:配信ボタンを押した達成感で測定が抜ける リスク:効果が積み上がらない・予算正当化できない 対策:配信前にKGI/KPIを設計しておく |
配信後30日・60日・90日で月次レビュー |
| 失敗 2自社目線の 原稿になる |
症状:「うちの新サービスを発表」が主語 リスク:読者・メディアに刺さらず掲載率が低下 対策:「読者にとって何が変わるか」を主語に書き直す |
業界外の人にチェックしてもらう工程を追加 |
| 失敗 3単発配信で 蓄積されない |
症状:1本ずつ配信し相互の関連が薄い リスク:情報資産として積み上がらず指名検索も伸びない 対策:年間カレンダーでテーマの一貫性を設計 |
配信記事を自社サイトの関連ページにリンク統合 |
失敗1|配信したら満足し効果測定をしない
最も多い失敗が、配信した時点で満足してしまうパターンです。配信ボタンを押した達成感で、その後の効果測定が抜け落ちる現象が頻発します。
- 配信前に「KGI/KPI」を漏らさず設定する
- 配信後30日・60日・90日で効果を測定する月次ルール
- 効果測定結果を次回配信の設計にフィードバック
筆者がBtoB企業の発信支援で出会う事例の8割は、この測定不在のパターンです。配信前に「何を測定するか」を決めておくだけで運用品質が変わってきます。
失敗2|自社目線の原稿で読者視点が抜ける
次に多い失敗が、自社目線で原稿を書いてしまうパターンです。「うちの新サービスを発表」では、第三者の読者には伝わりません。
- 「私たち」主語ではなく「読者にとって何が変わるか」を主語に
- 業界用語を避け、中学生にも分かる平易な日本語で
- ベネフィット(読者メリット)を冒頭3行で示す
原稿完成後に、業界外の人に読んでもらうチェック工程を入れる発想が要点です。社内チェックだけでは見えない盲点を発見できます。
失敗3|単発配信で終わり蓄積されない
3つ目の失敗が、単発配信で終わるパターンです。1本ずつ配信しても、相互の関連が薄ければ情報資産として積み上がりません。
- 年間配信カレンダーで「テーマの一貫性」を設計
- 配信記事を自社サイトの関連ページにリンク統合
- 業界レポート・調査結果の発表など継続的発信ネタを仕込む
長期的に価値を積み重ねる蓄積型発信の発想がない限り、PR TIMESは単発の告知ツールに留まってしまいます。年間設計で初めて資産化が動き出します。
PR TIMESを蓄積型発信の仕組みに組み込む3つのルール
PR TIMESは、単発の話題作りではなく「企業の情報資産」として蓄積する設計が成果を分けます。中小BtoBが継続運用に落とし込む3つのルールを共有します。
ルール1|配信カレンダーで年間テーマを設計
最初のルールは、配信カレンダーで年間テーマを設計する作業です。月次・四半期で発信するテーマを年初に決めておきます。
- 四半期ごとの主要テーマ(新サービス・調査結果・業界トレンド)
- 月次の配信本数目標(例:月1本ペース)
- 季節性のあるテーマ(年度末・新年度・年末年始)
カレンダー化することで、「ネタがない月」が消える仕組みです。発信を企業の通常業務に組み込む第一歩となります。
ルール2|配信後の二次活用(自社サイト・SNS・営業資料)
2つ目のルールは、配信後の二次活用です。プレスリリースは配信して終わりではなく、複数チャネルで二次活用する設計が成果を伸ばします。
- 自社サイトの「お知らせ」ページに転載
- SNS(X・LinkedIn)で投稿展開
- 営業資料・採用資料への引用
- 業界レポート・ホワイトペーパーへの再編集
1本の配信を5チャネルで再活用すれば、コストパフォーマンスは5倍になります。AI Overviewsや生成AIが回答を出す際に引用されるサイトを目指すなら、自社サイト内への蓄積が要点となります。
ルール3|月次レビューで配信内容と指標を点検
3つ目のルールは、月次レビューでの配信内容と指標の点検です。「配信回数」「PV」「SNSシェア」「二次掲載」「指名検索」の5指標を月次で並べて見ます。
- 配信本数と効果指標の相関を見る
- 効果の高い配信パターンを抽出
- 効果の低い配信パターンの原因を分析
- 翌月の配信設計にフィードバック
地味な点検が、長期の情報資産を育てる土台となります。サーチコンソールでの指名検索チェックと組み合わせると、配信効果を立体的に把握できます。
まとめ|PR TIMESは「単発配信ツール」ではなく「情報資産」として使う
PR TIMES とは、国内最大級のプレスリリース配信プラットフォームです。中小BtoBの発信担当者が押さえる要点は、次の3つです。
- アカウント開設→配信5ステップ→料金プラン選定の基本フローを整える
- 採択基準(営業色・薬機法・根拠)と効果測定5指標を理解する
- 蓄積型発信として配信カレンダー・二次活用・月次レビューで仕組み化する
短期的な話題作りツールではなく、自社の情報資産を蓄積する長期投資として位置づけてください。AI検索時代には、プレスリリースの蓄積が指名検索・商談・採用の3軸で効く資産となります。本日からアカウント開設・配信カレンダー設計・効果測定設計の3つを並行で始め、半年後の資産化を一緒に目指していきましょう。
よくある質問
PR TIMESは中小BtoBでも使うメリットがありますか?
あります。検索結果やGoogleニュースへの掲載で指名検索の入口を増やせる仕組みのため、無名企業の認知獲得に有効です。BtoBの場合、商談時の信頼補強や採用ページへの流入経路としても機能します。料金とのバランスを見たうえで導入を検討してください。
PR TIMESの料金はいくらですか?
従量課金は1配信3万円台から、定額プランは月8万円台からが目安です(2026年6月時点・編集部調査・公式要確認)。スタートアップチャレンジに該当すれば一定条件で無料配信が可能です。最新の正確な料金は公式サイト(https://prtimes.jp)で確認してください。
PR TIMESの審査に通らない原稿の特徴は何ですか?
営業色が強い・新規性が薄い・事実関係の根拠が不明・薬機法や景品表示法に抵触する表現がある原稿は審査に通りにくくなります。第三者視点で「ニュース価値があるか」を確認し、必要なら数字・出典・第三者コメントを補強してください。
プレスリリースは配信した直後に効果が出ますか?
即時の流入は数日で動きますが、中長期の指名検索や二次掲載は1〜3ヶ月かけて積み上がる構造です。単発配信で判断せず、四半期単位での指標推移を見る発想が要点となります。発信を企業の情報資産として蓄積する考え方が成果を分けます。
PR TIMES以外のプレスリリース配信サービスとの違いは何ですか?
PR TIMESは月間掲載企業数で国内最大級、提携メディア数も多く、二次拡散の規模で他社をリードしています。価格は中堅クラスですが、配信後の閲覧数・SNSシェア数まで管理画面で追えるため、効果測定の透明性で選ばれる傾向です。
強みと「次の一歩」を、その場でお返しします。