Instagramハッシュタグが30個→5個に!新時代の賢い活用法

SNS運用

Instagramを運用していて、「ハッシュタグが急に5個しか付けられなくなった…」と戸惑った方は多いのではないでしょうか。 これはバグではありません。2025年12月にInstagramが正式に発表した仕様変更です。 長年の「30個フルに使う」運用は、いよいよ過去のものになりつつあります。 この記事では、変更の背景と、これからどう活用すればよいかを分かりやすく解説します。

そもそも何が変わったの?

30個から5個へ、大幅な削減

2025年12月19日、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏が公式に発表しました。 今後、1投稿あたりのハッシュタグは最大5個までに制限される、という内容です。

なお、この制限はアカウントごとに段階的に適用されているため、2026年2月現在もまだ5個以上使えるアカウントが存在します。 「自分のアカウントは今のところ問題ない」という方も、公式方針として全アカウントへの展開が進められているため、早めに対応を始めておくことをおすすめします。

それまでは「1投稿に最大30個」が当たり前のルールでした。 多くの運用者が「関連しそうなタグを30個フルに使えばリーチが増える」と信じて実践してきたのです。 この変更は、そのセオリーを根本から覆すものと言えます。

ハッシュタグ上限の変更イメージ
キャプションの見え方がこれだけ変わる
BEFORE
これまで:最大30個
表参道で見つけた隠れ家カフェ。自家焙煎のラテが絶品でした。
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AFTER
これから:最大5個
表参道で見つけた隠れ家カフェ。自家焙煎のラテが絶品でした。
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なぜ今、こう変わったのか

背景にあるのはAI(人工知能)の進化です。 InstagramはAIを活用して、投稿の内容そのものを自動で理解する技術を高度に発展させてきました。

以前は「#カフェ巡り」「#東京グルメ」といったハッシュタグが、投稿の内容をシステムに伝える大切な手がかりでした。 しかし今のInstagramは、写真や動画、キャプションの文章を直接読んで「これはカフェに関する投稿だ」と判断できます。 ハッシュタグに頼らなくても、投稿の中身を把握できるようになったのです。

「量より質」が求められる理由

汎用タグを大量に使うリスク

「#instagood」「#instadaily」のような誰にでも当てはまる広すぎるタグを多用すると、逆効果になる場合があります。 Instagram公式も「汎用的なタグの多用はパフォーマンスを下げる可能性がある」と明言しています。

具体的には、関係のない人の目に触れやすくなり、「この投稿、自分には関係ない」と判断されてしまいます。 すると、エンゲージメント(ユーザーの反応の度合い。いいねやコメント、保存などの行動を指します)が低下し、アルゴリズムからの評価も下がる悪循環につながります。

少ないタグの方が、届く人に届く

5個という制限は、一見不便に思えます。 しかし見方を変えると、「本当に届けたい人に届けるための絞り込み」とも言えます。

例えば、東京・世田谷区で小さなカフェを経営しているとします。 「#カフェ」という巨大なタグよりも、「#世田谷カフェ」「#三軒茶屋グルメ」のような地域に特化したタグの方が、来店につながりやすいのです。 ターゲットが明確であるほど、少ないタグでも高い効果を発揮します。

ハッシュタグは「広さ」より「深さ」で選ぶ
#カフェ
広く薄く届くタグ
広い範囲
投稿数が多く、届く範囲は広い
しかし関心が薄い人にも届くため反応率が低い
反応が薄い
VS
VS
#世田谷カフェ
狭く深く届くタグ
狭い範囲
届く範囲は狭いが、関心の高い人に届く
来店や問い合わせなど具体的な行動につながりやすい
反応が濃い
ターゲットが明確なほど、少ないタグでも高い効果を発揮する

今日からできる5個の選び方

タグ選びの5つの役割を意識する

5個に絞るとき、それぞれのタグに「役割」を持たせると整理しやすくなります。

参考として、次のような考え方が有効です。

1つ目は「カテゴリータグ」です。投稿のジャンルを示すもので、「#整体師」「#子育て」などが該当します。 2つ目は「ターゲットタグ」です。届けたい人を示すもので、「#東京ママ」「#30代会社員」などのように絞り込みます。 3つ目は「地域タグ」です。実店舗や地域密着のビジネスには特に効果的で、「#渋谷ランチ」「#名古屋美容院」などです。 4つ目は「ブランドタグ」です。自社やサービス名を含むオリジナルのタグです。認知度が高まると、検索でファンが集まるようになります。 5つ目は「トレンドタグ」です。今話題になっているテーマに関連するタグです。ただし、投稿内容と無関係なトレンドへの便乗は逆効果なので注意が必要です。

キャプション本文の中にキーワードを入れる

ハッシュタグに加えて、今後さらに重要になるのがキャプション(投稿に添える説明文)の中のキーワードです。

InstagramのAIは、キャプションの文章も読んで投稿内容を判断します。 「美味しい」「リラックス」といった感情的な言葉ではなく、「渋谷 ランチ イタリアン」のような具体的なキーワードを自然な文章の中に織り込むことが大切です。 ハッシュタグとキャプションの両方を活用することで、より多くの人に届きやすくなります。

キャプション改善 Before / After
同じ投稿でも、書き方を変えるだけでリーチが大きく変わります
NG改善前のキャプション
今日のランチ美味しかった~
幸せすぎる…
リラックスできた最高の時間でした
また絶対行きたい!
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30個の汎用タグ
GOOD改善後のキャプション
渋谷駅から徒歩3分のイタリアンレストラン「トラットリア○○」でランチ

自家製生パスタのボロネーゼが絶品でした。1,200円でサラダとドリンク付きなのでコスパも抜群。

渋谷イタリアンランチを探している方におすすめです。
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厳選5個の専門タグ
POINT : AIに「何の投稿か」を正しく伝える
「美味しい」「幸せ」などの感情ワードだけでは、InstagramのAIは投稿内容を正しく判断できません。「渋谷 ランチ イタリアン」のような具体的キーワードを自然な文章に織り込み、ハッシュタグも検索されやすい複合ワードに厳選することで、関連性の高いユーザーに届きやすくなります。

まとめ

Instagramのハッシュタグが30個から5個に削減されたことは、「制限が増えた」ではなく「運用の質を問われる時代になった」と捉えるのが正解です。

重要なのは、タグの数ではなくタグの質です。届けたい相手を明確にして、その人が検索しそうなタグを厳選する。これだけで、これまでより少ないタグでも十分に戦えます。

また、ハッシュタグだけに頼るのではなく、キャプション本文にキーワードを自然に盛り込むことも意識してみてください。

短期的なリーチを狙う施策よりも、継続的に価値あるコンテンツを発信し続けることが、長期的に企業の資産となる発信につながります。今回の変更を機会に、SNS運用の土台を見直してみましょう。

【参考資料】

Instagram最新情報

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